last.fm日本語版について個人的要望

はてなブックマークでもけっこう話題になっているけど、last.fmとエキサイトが提携して日本語版がオープンするそうな。

このエントリ−を書いている時点で266人にブックマークされている。これって、けっこうな人気記事じゃないすかね。ここまで話題になるのって、ちょっと意外。音楽系コミュニティーといえば、最近ではmixiミュージックが話題になったけど、last.fmがこれだけ注目を集めるのも、それだけ音楽系CGMへの注目度が高いということか。
気になるのは、現在登録済みのアカウントを日本語版でもそのまま使えるのかという点と、イギリス本家版とのユーザー・データの共有はどうなるんだろうってあたり。
日本語版が、単に日本独自のドメイン、サイト内文章すべて日本語、んでもってヘッダもしくはフッタにExciteのバナー、てなだけの話ならいいのだけど(本家版のサイトデザイン好きなんで、なるべくバナーは止めて欲しいが)、もしユーザー・データが本家とは別ってことになると、個人的にはちと微妙。ITmediaの記事には「日本語版も、楽曲データベースは英語版と共通」とあるけど、ユーザー・データはどうなんだろか。


記事の中で、last.fm COOのマーティン・スティクセル氏が語るサイト開設の動機にすごく共感。

「インターネット上にはいろんな曲があふれていて、楽曲を入手するのは難しくない。しかしどの音楽が自分に合っているか選び出すのは難しく、Googleで何度も検索したりして探さねばならなかった。Last.fmなら、Google不要で好みの音楽にたどりつける」

とくに、日本国内で自分の趣味に合った海外の楽曲情報を探すのは、なかなか大変な作業である。その点、海外のマニアックなユーザーが使っているlast.fmは、これまでのどんなメディアより効率的ではないかと思う。similar artist Radioとして、同じ傾向を持つ楽曲をストリーミングで聞けるのも素晴らしい。
そういった意味でも、どうせ日本語版つくるなら、ぜひ楽曲・ユーザー全てのデータを共有したサイトにしてほしいもんです。あとiTMS日本語版とアマゾンへのリンクとか(アマゾンは無理か)。