ベルセルク31巻

ベルセルク最新刊を読んでみた。
ストーリー的にはあまり進展なかったけど、ガッツとシールケの精神合体(?)により狂戦士の甲冑の力を発動していても正気を保っていられるようになったのが大きなポイントか。甲冑の力がなくても十分人間離れしてるけど、全身を覆い尽くす鎧から目と口だけのぞく狂戦士正気バージョンを見ていると、なんだかまるでMARVELのアメコミ主人公のようで(もうすっかり人間に見えない)、「ああ、これならガッツもゴッドハンドと対等に戦えるかも」なんて思ってしまいました。人によってはこの展開で引いちゃう人もいるんだろうけど、個人的にはまだまだ許容値なので、今後の展開にも期待したいところです。
内容的には前述した通りほとんどストーリーに進展はなく、ほぼ戦闘シーンだけで終ってしまった。だからといって今回の戦いに区切りがつくわけでもなく、かなり中途半端なところで終っているので、また半年待つのが嫌な人は、思い切って来年の初夏頃出ると思われる32巻を待って、一気に2巻連続で読んだほうが楽しめるかも。
最後に、巻末に掲載されている次巻の予告なんだけど、アレってちょっとネタバレしすぎじゃないだろか。年に2回しか出ない単行本の予告にあんな強烈な絵を載せることはないんじゃないすかね。まさか、ゾッドにガッツが…………とはねぇ。半年前のネタバレにしちゃ、ちょいとインパクト強すぎです。
追記:ベルセルク32巻の情報を調べてる人はこちらへ>>

ベルセルク (31) (Jets comics (267))

ベルセルク (31) (Jets comics (267))