Godsmackにおけるメタリカとアリス・イン・チェインズの影響

ゴッドスマックIV

いかにもな人たちがバイクの曲乗りをする「Speak」のPVを観て気に入ったGodsmack / IV。そんなに期待してなかったけど、こちらもけっこう良かった。いわゆるモダンヘビーとかニューメタルとか言われる最近のメタル系の中では、かなり好きな音である。
輸入盤が品切れだったので（在庫確保してないってことは、国内ではあまり人気ないのだろうか）、仕方なく国内盤を買ったのだけど、石井恵梨子という人が書いているライナーを読んで「はぁ、なるほど」と思った。
この石井って人がVoのサリー・エルナにインタビューする機会があって、あえて反感を買いそうな質問として「あなたの唱法はメタリカとアリス・イン・チェインズの影響が強すぎるのでは？」と質問したそうな。その答えは「確かに影響は受けたけど、声質までが似ていたのは仕方のない偶然で、せめてパクりにならないよう気をつけてるんだ」とのことだが、俺も「Speak」を聞いて「お、こりゃジェイムズじゃん」と思っていたけど、いわれてみるとたしかにレインの歌唱法にも通じるものがある。
ちなみにMetallicaとAlice in chainsは、両方とも大好きなバンドで、とくにAlice in chainsの故Layne Staleyは大好きなボーカリスト・トップ5に確実に入るぐらいの人である。その両バンドのスタイルを踏襲しているとなれば気に入らないはずがないわけで、なんだかんだ好きなバンドってのはどこかで繋がるものだねぇ、なんて思ったりした。
それにしても、石井恵梨子って人、なかなか文章（というか着眼点？）がおもろいな。たまには国内盤でライナー読むのも意外な発見とかあっていいのかも