Safari 5 の新機能「Safariリーダー」はiOSのための機能だと勝手に予想

長文記事の「記事部分」のみを抜き出し、さらには複数ページも一気に表示するという、InstapaperとAutoPagerizerを足したような、今回新たに追加になった新機能「Safariリーダー」。

なにかと長文記事ばかり読む傾向のある自分には、とても嬉しい機能なのだけど、機能するページがあったりなかったりして、完全版になるのは、もうちょい時間がかかりそう。

気になるのは、「これ、いったいどうやって機能してるの?」というところで、複数ページの一括表示機能=AutoPagerizerということで、もしかしてWedataのDBでも参照しているのかと思いきや、そうゆうわけでもなさそうだし、いったいどうやってリーダーを有効にするページを判別しているのか気になる。

まさかアップル独自でDB作ってるわけないだろうし(作ってるかも…だけど)、思いつくのはHTMLタグとタグの間の情報量とか、いかにも複数ページのナビゲーションっぽいリンクタグとか、その辺を判別しているのかなと勝手に想像。

機能拡張にSafariリーダーと、地味ながらも確実に進化した今回のSafariだけど、もしかして、今回のアップデートってiPadiPhoneSafariのための試験運転じゃないだろか。

機能拡張は微妙なところだけど、「Safariリーダー」って、どう考えてもiPadiPhoneのための機能じゃないかと思う。

来週予定のiOS4Safariにリーダー機能が実装されるのかどうかは分からないけど、おそらく、近いうちにiPadiPhoneSafariリーダーが使えるようになるんじゃないだろか。というか、個人的に、SafariリーダーをiPhoneでぜひとも使いたい。これ、iPhoneで使えたら、すごい便利でしょ。

もし、本当に、今回のSafari 5のアップデートが、iPadiPhoneのための試験的な導入だとすれば、アップルのiOSに対する意気込みも伺い知れるし、アップルの中でのMac OSのポジションの変化という意味でも、なんだか興味深い。