三浦しをん直木賞受賞

ノミネート2回目にして受賞。めでたいことです。
世間的に売れてるのかどうなのかよく分からんが、直木賞候補2回目にして受賞ってのは、けっこういいペースなんじゃないだろうか(少なくとも身の回りに読者は皆無。けど29日の角田光代さんとのトークショーはほぼ一日で予約受付終了とか)。狙ったかのように文藝春秋刊の「まほろ駅前多田便利軒」で受賞ってあたりに、政治的な因果関係の匂いがしないでもないが(今回の直木賞は2作品とも文春作品)、前から気に入ってる作家が賞をとるのって、なんだか嬉しい。個人的には「むかしのはなし 」のほうが好きなんだけど。今後も壊れ気味のエッセイと比較的シリアスな小説ってな感じで、両極端に活躍してもらいたいものです。
直木三十五賞|公益財団法人日本文学振興会