俺って、いったいWeb x.xなんだろう? 梅田望夫「ウェブ進化論」
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: 新書
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どんだけ熱く感じたって、通勤電車の中で読みながら、ちょっと胸が熱くなったくらいである。個人的に、氏が書いているような世界の貢献に役立てるかは、ものすごーく微妙であるけれど、少なくともそういった時代に生きている自覚と、新しい価値観を常に受け入れる姿勢だけは持ち続けたいな、なんてことを考えた。
読後、気になったのは「俺って、いったいWeb x.xなんだろう?」ってことである。世の中では2.0が主流になりつつあるらしいけど、きっと俺は0.7くらいで止まっているのだろう(正直、Web2.0ってよくわからんが)。
俺がネットにはまったきっかけは、テレホ全盛時代にネトゲのDiabloにはまったのがきっかけだった。Diabloをやるために東京メタリックに加入し当時300人もいなかったADSLユーザーになってみたりもした。一緒にゲームやってる人たちのサイトを巡回したり、英語のサイトを一生懸命解読したり。もしかすると、当時の日本では、そこそこWebバージョンが高かったのかもしれない。
だが現在、ネトゲはモンスターハンターくらいしかやらないし(MHってネトゲとしては微妙な気がする)、日記はこのはてなのみ。他にSNSやるわけでも、メッセとかでネット上の知り合いと交流するわけでもない。リアルでも半ヒキな生活なのにネット上でも半ヒキのようである。というか傍観者。
まあ、こうゆうのって性格もあるので、これはこれでアリだよなぁと思うのだけど、ちょっと反省しつつ、日記しか利用していなかったはてなで、はてなブックマークとか使ってみた。最近、ネットを見るのは会社での時間のほうが長かったりするので、こうゆうネット上のブックマークってのは、けっこう便利。って、それはちょっと使い方違う気もするけど。ちなみに、アマゾンのウィッシュリストも備忘録替わりに使っていたり。
んで、さっそくブックマークした気になる記事がLemonheadsというバンドの活動再開ニュースとある大学の教授が書いた「大学における準ひきこもりという存在」という論文に関するページである。ああ、この「準ひきこもり」って、まさに俺だよオレオレ。こんなところで深く共感してしまうあたり、俺のWebバージョンアップは、ファームウェアからやり直す必要があるようだ。