ヒトラー〜最後の12日間

ついでに最近観た映画について。
ヒトラー〜最後の12日間」を映画館で観てきた。終戦60周年ということもあって、NHKでもアウシュビッツの特集をやったり、なにかと話題になる第二次世界大戦モノだけど、何に驚いたかって、観客の年齢層の高さに驚いた。
映画館がほぼ満席になるぐらいの入りだったんだけど、ほぼ半数の人が45歳以上って感じだろか。昼の上映ってことも関係していたのだろうけど、観に行った映画館が渋谷(しかもシネマライズ)だったこともあって、俺的にはかなり意外だった。
いったい、あのぐらいの年齢層の人たちは、あの映画に何を期待して観に行ったんだろう。純粋に映画として興味があったのか、それともヒトラーに興味があったのか、もしくは映画のテーマであると思われる反戦というテーマ(実際のところ、簡単に反戦と括れるテーマではなかったけど)に共感したのか。おそらくは後者なのかなと思うんだけど、反戦というテーマのもとに、わざわざ映画館にまで足を運ぶってのもすごいなぁと他人事のように思ってしまった。
ちなみに、俺個人は、単純に映画として興味があったので行ってみたんだけど、ヒトラー役の人の鬼気迫る演技は良かったのものの、全体的にドキュメンタリー・ドラマ色が強くて、映画としてはちとイマイチだったかなと。なんつーか、まあ、NHKで見るぐらいでちょうど良い、みたいな。