Long Range / Madness and Me

http://www.beatink.com/br/brc164/BRC-164-Longrange_jacket.gif
わりと前から予約していた元orbitalハートノル兄弟の新ユニットLong Rangeの新作がやっと届いた。
Propellerheadsのドラマーであるウィル・ホワイトも参加ということで、スペイシーかつハード・ブレイクビーツっぽいのを期待したいたのだけど、そうゆう傾向の曲はもちろんのこと、自宅近くで知り合った女性フォークシンガーをフューチャーした曲や、The Future Sound of Londonを思わせるようなSFちっくなアンビエントもあったりと、けっこうバラエティに富んだ内容で、個人的にはかなりツボなアルバムでした。orbitalファンの人はもちろん、90年代UKテクノ好きな人なら聴いておいて損はないと思われます。
ちなみに、このアルバム、現在、なぜか国内盤しか発売されておらず、アマゾンで検索する場合は「ロングレンジ」とカタカナで検索しないと該当商品にヒットしない*1。国内先行の発売ではあるものの輸入盤の登録くらいされていてもおかしくないのだけど、海外ではあまり評判になっていないだろうか。それとも輸入が困難な状況にあるとか? 元orbitalによる新ユニットといえば、そこそこ話題になっても良さそうなんだけどなぁ。

*1:のちほど判明したけど、アマゾン全体の検索なら「Long Range」と英語表記でも国内盤がヒットするが、カテゴリを「ポピュラー音楽」に指定すると、まったく関係ない商品が3つ表示されるだけだったので、決してLong Rangeで検索ヒットしないわけでもない