熊の速さは時速55km

スカパーでナショナルジオグラフィックを見ていたら、イエローストーン国立公園に生息するバイソンの生活を紹介していた。んで、そのバイソンを熊が襲うわけだが、獲物を追いかける熊の足の速いこと、速いこと。なんと時速55kmで走るそうな。これ、たぶん、俺のチャリ速度より速いな。ちょっと怖すぎ。ちなみに、バイソンも同じくらいの速度で走るという。鈍重に見えても、野生動物の能力は計り知れないものだ。
それにしても、野生動物の生活ってのは、大変だよな。時速55kmの熊に追いかけられたり、冬に氷で足を滑らせて氷点下の湖におぼれかけたり、狼の大群に襲われたり、群れにコヨーテが襲い掛かってこないよう近づいてくる草食動物の子どもを追い出したり(この子ども、親からはぐれてしまったらしく、バイソンの群れに紛れてコヨーテから逃げようとするけど、バイソンにも追い出され、結局、コヨーテに捕食されてしまう。ちょっと可哀想)。
こうゆう番組見ていると、改めて人間の生活がいかに守られたものなのか思い知らされる。生きるって、ほんと大変なんだよな、と。だからといって、自らの生活を省みて、多少の不平・不満は我慢せよ、ってのも、ちょっと違うと思う。とはいえ、今あるものを、当たり前のものと思ってもいけないよな、とも思う。
余計なことに気を取られず、真っ直ぐに生きることの難しさよ。なんてね